トナーカートリッジで異なる印刷枚数

トナーカートリッジを純正からリサイクル製品に変えるだけで大幅なコストカットができます。

市場には、リサイクルトナーを販売するショップが数多くありますが、なかにはトラブルが多いところがあるのも事実です。

購入費用を抑えてリサイクルトナーにしたのに、純正トナーに比べて交換頻度が多すぎる、半分程度の枚数しか印刷できない、などのトラブルがその例です。

たとえ回収された使用済みトナーが純正品であったとしても、その後の再生処理の工程に違いがあるため、どのリサイクルトナーでも品質が同一ということはありません。回収された後に、分解、洗浄、消耗部品の交換などが行われますが、工程の一部が省力されたり、交換すべき部品をそのままにして不具合が生じたりすることもあります。

リサイクルメーカーによって、同じ純正品を再生したリサイクルトナーカートリッジでも、印字寿命が大きく異なります。純正品の1.5倍も印字できるものから、半分以下しか印字できないものまで大きなばらつきがあるのです。

トナーの内容量は、外から判断することができないため、業者によっては初めから基準以下の内容量しか充填しないことも考えられます。

交換頻度が多くなれば、コストカットにはならないため、リサイクルトナーを購入する場合は、純正品とリサイクル品の印字枚数を比較して業者を選定するのもひとつの方法です。